多世帯が暮らす家

2世代、3世代が長く暮らし続けられることがテーマの建物。
いずれ、家族構成が変わっていくことが考えられます。
この変化に対して、あらかじめ対応できるような設計をしておくことで、
間取りを変えながら長く住み続けられます。

耐久性が高い建物にしている理由は、長く住み続けることによって、
最初にかけたコストを後の世代にも行き渡らせることができるからです。
長年、暮らしを営む建物は、できるだけ機械のメンテナンスや交換を少なくして、
シンプルだけれど快適に生活できる装備にする必要があります。
建物のライフサイクルコストを低く抑えられることにより、後に住む人が長く快適に住み続けられます。

建物の構造材を長持ちさせるためには、壁の中の吸放湿が大切です。
山の木一級建築士事務所ではセルロースファイバーという紙を使った素材を使うことで、
常に壁の中を木材に最適な状態を保つことができます。
このセルロースファイバーを使えば、細部にまで断熱材を行き渡らせることができ、
貼り付けるタイプの断熱材とは異なり、劣化が少なくて済みます。
さらに、いつか建て替えるときに、今使っているセルロースファイバーをもう一度吹き込むことも可能。
形が決まった素材は再び使うことできません。
セルロースファイバーは、環境に優しい、エコな素材です。

壁紙は手漉き和紙を使っています。
10年使っても壁紙の色が変わらず、貼り替えのタイミングもゆっくりで済みます。

自然素材に囲まれ、居心地のいい住宅で快適に生活することができます。

参考価格:2階建て(延べ床面積約112㎡)/ 2,900万円(設計料込み・税抜き)

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